山と海と革と。

詩作に耽って虎になりたい。こんなはずじゃなかった社畜の日記。

2016年 北海道ツーリング その7

大丈夫、今回こそ最終回。

 

もう書きたい事が多すぎる。だから長くなる。仕方ない。

また行きたい。これが北海道症候群かぁ。

 

・5日目

本日が最終日。

夜までに苫小牧港に着いていれば良い。

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着いて…いれば…良い…

 

360km。北海道を横断する。

 

 

今日はさすがに高速を使う。

別海町のGSで給油。GSのおばちゃんに今日の夜便で

苫小牧からフェリーで発つと言うと驚かれた。

 

お「苫小牧⁉遠いよ~?」

ワ「そうですねー。でも今日のフェリーで帰らにゃならんのですよ~」

お「だったらね、この道を真っすぐ行って突き当りのT字路を(省略)だと一番早いよ」

ワ(やっぱりこういう道の話は地元の人に聞くのが一番だな。)

ワ「その最初の突き当りってここからどれくらいですか?」

お「んー、40kmくらい?

 

やっぱり北海道のスケール感は内地とは違う。

 

今日の目的はとにかく苫小牧に着く事。

雨なのであまり寄り道をする気にはならない。

でもお昼くらいは名物を食べたいので、帯広の豚丼を食べる事にした。

 

帯広までの道でも降ったり止んだり。

この天気なら撤収を1日早めて正解だったかも。

 

高速の脇の森を見ると土砂崩れでもないのに木がなぎ倒されていたりするのを何度も見た。

丁度、日高あたりだった。ひょっとして台風の影響か?

思ったよりも広範囲で大被害だったようだ。あとでニュースを見て、そう思った。

 

帯広に着いた。結構栄えてる。

豚丼屋さんに到着。

tabelog.com

 

昼時とはいえ平日。なのに既に長蛇の列

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さすが有名店である。40分くらい並んだ('ω')。

 

 

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 確かバラとヒレのミックス丼。

 

めちゃうま!

甘辛のタレが肉にしみこんでいてごはんが進む進む!

小壺には追加のタレが入っていて、自分で調節できる。

これはクセになる。

書いてたらまた食べたくなってきた。ジュルリ。

 

はぁー、うまかった。

店を出る。曇天だけど雨は止んでいる。さくっと苫小牧まで行こう。

 

1500時くらい

苫小牧着。去年もそうだったけど早く着きすぎた。

そして今年も同じく苫小牧のイオンで休憩。

屋根付きの駐車場もあるしごはんも食べられるし映画も見られる、イオンすげぇ。

 

時間があるので映画を見る。今年も。

www.kiminona.com

 

たまたま公開初日だった、「君の名は。」を見た。

まさかこんなに話題になるとは、この時は思ってなかった。

感想は昔から新海監督ファンだったオタクのソレです。お察し。超良かった。

 

さて特筆すべき点の無い晩飯を食べて苫小牧東港へ向かう。

意外と遠い。こんなに遠かったっけか?

ていうか寒い‼マジで寒い。

記憶が薄いけど16℃とかだった気がする。「さびぃ!!」とか叫びながら真っ暗な道を港に向かって走った。

 

 さすがに最終日ともなると、雨天ということもあってほとんど写真を撮っていない。

旅の終わりはいつも写真を撮る気になれない。

 

乗船を待つ。

大量の自衛隊兄貴たちとフェリー出航を待つ。

自衛隊車両もフェリーで移動するんですねぇ。厳つい♂兄貴たちと20時間の旅、

何も起きないはずもなく(起きない)

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自衛隊車両って本当格好いい

 

帰りはツーリストA。

半畳ほどのベッドスペースと、小さな棚がある。

ツーリストSもセキュリティなんて有って無いようなもんだったので

正直Aの方が狭くて落ち着いて個人的には好きでした。

狭い方が落ち着くよね。

 

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ツーリストAの電源はココだぞ!

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飲まなければならない(義務)

 

 

んあああああ帰りたくないよーおおおおおおお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、言うわけで2016年北海道ツーリングは終了しました。

敦賀港からの帰り道でも野生のシカに遭遇したりしましたが、

特に何事もなく帰宅。

旅の終わりはいつも安堵と悲しみで複雑な気持ちになる。

 

今年は荒天によって自然の力を感じる旅となりました。

一番インパクトがあったのはやっぱりキャンプ場水没事件ですね。

アレは中々経験できないと思う。

 

また、今年はソロで北海道だったけども

初日から気の合う人と同行できたのは良かった。旅っていいね

でも人と走った後に一人になると寂しさも一入なのでした。

 

今年は天気に恵まれなかったので、

一泊しかキャンプができなかったのは残念。自炊もしなかった。

でもネットの情報だけに頼らずに(図らずも)突入したライダーハウスでは

美味しい経験ができた。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

というけど、玉石混合の情報過多の時代ではやっぱり自分の経験が最も価値が高いと思う。

 

最後に

今回の旅で一番快適に旅をさせてくれたマックスフリッツのジャケットには感謝。

www.maxfritz.co.jp

 

あとはMOLDEXの耳栓。君がいなければライハ泊は厳しかった。

 

 

以上、長くなったけど北海道ツーリングレポ終了。

 

北海道行きたい(発症)