2017 北海道ツーリング その3
4日目です。
ブログタイトルのナンバリングとズレてちょっと分かりづらい。
前日にメンバーの一人が体調不良に、
急遽予定を変更して昼過ぎから宿入り。
そんなこんなで迎えた4日目の朝、本日も雨です。
起床。
そういえば朝食が何時からか聞いていなかった。
まぁ呼んでくれるだろう。
雨だし雷も鳴ってる
と思いつつだらだらしていると雷がかなり近くに落ちた。
雷光から雷鳴の時間を数えるのが何となく癖になっている。今回は同時だ。
直後にテレビと扇風機が止まった。停電だ…。
こいつは幸先が良いね…
ところで朝飯は作れるのだろうか…なんてぼーっとしてたら
呼び声が、どうもとっくに朝食時間は過ぎてたらしい。
朝食をいただく。
どうも体調不良の彼は今日もダメみたいだ。参った。
元気な方と話し合って、今日は宗谷岬まで行って、また同じ宿に戻ってくる事に。
とりあえず行く前に飲み物などを買い込んで病人に渡す。
さてまだ雨は薄く振っているが、出発。
稚内は曇り予報なので、その内晴れるだろう。
~出発から数分~
「んあぁあああ!!!雨ええええええ!!!」
おかしい、苫前は晴れてたのにおかしい…。
前日に食らった雨銃弾級の大粒に襲われた。
前日の大雨、メンバーの脱落、ボコボコである。
しばらく走って休憩。
道の駅冨士見、だったような気がする
何だか強烈に背中が痛い…
布団が合わなかったか、寝違えたか…とにかく振り返るだけで激痛が走る。
この道の駅の丘の上まで登るにも悲鳴を上げながら歩く始末。
ここで何故かリンちゃんコスをしたアニキが居たのですが走り寄る事が出来なかった。
てか寒くね?絶対寒いよね?
ただその寒さ、一人で女装コスをする胆力には敬意を表します。こっそりと。
また雨にやられたせいでもう一人の靴が浸水してしまいましたので、ここで伝家の宝刀ビニール袋カバーを装着する。
防水ブーツにすればいいのに…
ちょっと休憩してから稚内までズビャビーっと移動。
今回は行きは内陸部のバイパスを抜けて、帰りはオロロンラインで海岸線を抜けて帰ってくるルートを取りました。
内陸ルートも快適でしたね。脇道も開拓してみたくなりました。
それにしても途中から死ぬほど寒い。
カッパを着ていたと言っても手は濡れているし寒さがどんどん体に染み込んでいる。
当時撮ったスクショ
いやあんた最高16℃って…つい数日前まで
「今年の北海道は酷暑‼‼」とか言ってたじゃない…
もはや秋も中ごろの気温である、メッシュジャケットだったら死んでた…
七月中頃でここまで冷える事になるとは思わなかった。
今後北海道ツーリングでは何月に行こうともダウンインナーを持っていこうと深く誓うのであった。
震えながらも稚内駅に着
かなりキレイ
Русское дополнение
Я хочу познакомиться с русской красотой
曇天
タケェ
中も結構キレイ。映画館とかもあって稚内の重要ハブ間がある。
何このクトゥルフ世界からデフォルメされてきたような生き物…
すっごいスカスカ‼
さて死ぬほど寒いのでカロリーを取るのです。
腹にもう十分ついてる?黙れ‼
というわけで強烈な奴をガツンと行きます。
容赦なき肉とチーズ
ナイスノスタルジック
来ましたDINO's
超パンチの聞いた極大カロリー爆弾を提供するお店として有名です。
ここで補給してこの後の北上に備えましょう。
薄暗くてごちゃっとしたカウンター、たまらん
かわいい
かわいくないサイズ
名状しがたい…
比較対象と一緒に撮らなかったので分かりづらいかもしれませんが
マックのハンバーガーのおよそ4倍くらいのサイズに加えて
これでもかとチーズとミートソースがかかっています。
良いかな、復唱してください。
「「「旨いものは大体カロリーが高い」」」
これは人類が乾いた荒野、深き森、果てなき雪原を歩んできたときより培ってきた、
ある意味能力なのです。
カロリーが高いものを旨く感じるというのは生存のための立派な能力なのです。
だから仕方ないのです(何が
そのカロリーを消費しないからダメなんですけど
というわけでめちゃくちゃ旨かったです。
本能に訴えかける味でした。バンズが普通のパンとは違ってサクサクだったので
思いのほか重たく無かったですね。
ただ肉とチーズは容赦なく肉とチーズです。強烈なパンチ力を持っています。
それらがサクサクのバンズに浸み込んでまたこれが旨い。
これで極寒の最北端を抜けられそうです。
宗谷へ
ここまで来たら宗谷岬まではすぐそこです。31km。
宗谷に行くならぜひ宗谷丘陵を見てほしい、というわけで宗谷岬はマストです。
つか完全に去年と同じ所で同じ様な写真撮ってるな⁉
まぁフォトジェニックだから仕方ないね!
惜しむらくは今回は曇天であること、とにかく寒いこと。
稚内からの入口を登るとすぐに山の斜面に居ました。慌てて逃げて行きましたが。
い つ も の
風が強いからカモメが同じ場所で滞空している
間宮先生お久しぶりです‼
そして恒例の最北端のガソリンスタンドで給油へ。
いつもの貝殻キーホルダーも貰いました。このマジックで年度が書き殴ってあるあたりが味が有って良いんですよねぇ…。
ていうかこの店って冬季はやっているのだろうか?
大晦日だけはやっているかもしれないけれどw
なお、ここで再度同行者は再びビニール袋を靴に装着。
思いのほかの丈夫さに更にセイコーマートへの信仰心を高める彼であった。
オロロンラインへ
さて宗谷岬を制覇する目的も果たしたという事でオロロンラインを通って再び民宿30ノットさんに戻ります。
今から苫前に戻るとおよそ1700時から1800時くらいになりそうです。
何がなんでも暗くなる前に帰りたい。
北海道の夜道は絶対に走りたくありません、野生動物との遭遇的に。
更に今回は寒さで大分参っている。暗くなったらさらに寒くなるだろうし、急いで帰りましょう。
明るいでしょ?
シャッタースピードって印象変わるよねぇ
ガクガク震えていてもこの発電所は逃せない。
苫前に向かうにつれて少しずつ暖かくなってくるのがすごく嬉しい。
それにしても背中が痛い…何なんだこれは…後方確認がしんどいぞ…
ガクガクしたり痛みにあえいだりと忙しくしながら何とか宿まで着
夕日がきれい。この写真を撮れただけでPENTAXに重課金した甲斐がある。
約束していた晩御飯の時間を少しすぎてしまった。事前に連絡しておいて良かった。
さて病床の彼はどうでしょうか…まだダメみたいです。
明日の朝まで様子を見ましょう、いくつか手段は考えていますが
それにしても翌日を待つ事にします。
以上、